
「こんなミスをするなんて、俺はどうかしている」

「何で私って、こんなにしっかりしていないのだろう」
ミスをすると落ち込んでしまいますよね。

私も、元々ミスが多すぎて、ミスをしない1日がない位でした。
毎日のように落ち込む中で、どうしたら立ち直れるだろうと模索した結果、誰でも取り入れられるヒントを見つけることができました。
この記事では、ミスをして落ち込んだ時に心をケアする方法を解説します。
落ち込みが続くと余計にミスをしでかし、うつ病にもなりかねません。
この記事を読めば、メンタルの立て直し方がわかるので、安定してパフォーマンスを発揮できるようになるはずです。
ぜひ最後まで読み、自分にインストールしてみてください。
ケアレスミスで落ち込むのは悪いことではない

まず知っておいてほしいことは、落ち込むことはマイナスではないということ。
理想のイメージを持てていることの証明だからです。
落ち込みは、理想と現実のギャップがあるから生まれます。
自分に、よりよくなれる可能性を持っているからこそ、今そうなっていないことに落ち込むのです。
したがって、今あなたが落ち込んでいることは、次のプラス面があることの証明です。
- 成長の素地がある
- まだ発揮できていない潜在能力がある
- 自分の理想のイメージに気づくチャンスがある
したがって、落ち込むことをマイナスにとらえる必要はありません。
もちろん、落ち込む自分を責める必要もないのです。
落ち込みから立ち直る方法は3つ

落ち込むことは悪いことではないとはいえ、いつまでも落ち込んでいては前向きに仕事に取り組めませんね。
次の方法をとることで、落ち込みから立ち直ることが可能です。
- セロトニンを増やす
- 前向きに思考する
- 対策をうつ
1つずつ解説します。
セロトニンを増やす
セロトニンを増やすと落ち込みが直ります。
落ち込むのはセロトニンが不足しているからです。
なので、セロトニンを増やせば落ち込みにくくなります。
セロトニンを増やす効果的な方法は以下のとおりです。
- 朝の日光を浴びる
- たんぱく質を豊富に摂る
- 散歩などのリズミカルな軽運動をする
取り入れやすいものから実行してみましょう。
前向きに思考する
前向きに思考すると落ち込みが直ります。
前向きに思考することで、心が軽くなるからです。
例えばミスをしでかしてしまったら次のように考えてみましょう。
- ミスがこの程度で良かった
- 今はまだ自分の力が発揮できていないだけ
- このミスを次から起こさないようにできれば成長できる
意識して前向きに思考していくと、そのうち自然と前向きにとらえられるようになります。
対策をうつ
対策を打てれば落ち込みが直ります。
対処法がわかれば、ミスを繰り返さなくて済むという安心感を得られるからです。
以下の3つは、どのケアレスミスにも有効な対処法なので取り入れてみましょう。
- メタ認知をする
- 「遅い思考」を働かせる
- 瞬時の判断をする時は結果を予想する
1つずつ解説を加えます。
※参考記事
メタ認知をする
メタ認知とは、自分を客観視することです。
客観視することで、落ち込んでいる状況を他人事のようにとらえられるので心は楽になります。
客観視するための主な方法は以下の3つです。
- 魂と肉体や心は別と考える
- 魂の自分が、天井から自分の肉体を見下ろしている状況をイメージする
- 心が今感じていること、考えていることを、魂の自分の立場で「○○なんだね」と口に出す
「遅い思考」を働かせる
思考には2種類あります。
すなわち「速い思考」と「遅い思考」です。
「速い思考」とは思いつきや直感のこと。
「遅い思考」は「速い思考」から遅れて出てくるロジカルな思考のことです。
一般的に「遅い思考」を使う方が的確な判断となります。
「遅い思考」で判断するためには、「速い思考」への次の検討が有効です。
- 動く前に一呼吸おく
- 直感や思いつきは間違いやすいことを自覚する
- 判断は複数の選択肢を出した中から選ぶようにする
瞬時の判断をする時は結果を予想する
瞬時の判断とは「速い思考」のことです。
「遅い思考」を待っていられないときは、「速い思考」で判断せざるを得ません。
ただその場合でも、「結果はどうなりそう?」と自問するようにしてください。
なお速い思考の精度を高める方法は次の3つがあります。
- 多くの経験を積む
- 充分な睡眠で脳の疲労をとる
- 普段からPDCAで仮説と検証をする
まとめ

この記事では、ミスをして落ち込んだ時に心をケアする方法を解説しました。
要点をまとめます。
- 今あなたが落ち込んでいることは、次のプラス面があることの証明
- 成長の素地がある
- まだ発揮できていない潜在能力がある
- 自分の理想のイメージに気づくチャンスがある
- 次の方法をとることで、落ち込みから立ち直ることが可能
- セロトニンを増やす
- 前向きに思考する
- 対策をうつ

私は毎日ケアレスミスをしてしまっていた頃、きっと私は他の人より劣っているんだ、と思っていました。
でも、短所は長所で、光の当たりかたの違いに過ぎません。
そのことに気づいたとき、自尊心を回復できました。
ミスをしてしまっても、自分はダメと思うのでなく、ただ自分の特徴がマイナスとして出ているだけと考えましょう。
特徴がプラス面として活かせたとき、きっと逆転するはずです。
※参考記事