なぜ自分の才能が見つからないのか?主な原因7選(対処法も解説)

自分の才能がわからない人に知って欲しい事【探り当てた実例も紹介】 才能の見つけ方

自分の才能がわからない

才能を見つけようといろいろ試してみたけど見つからない

そもそも自分に才能なんてないのかな?

自分の才能がわからず悩んでいる方、多いと思います。

才能は誰しも持つものなので、見つからないのは、どこかに原因があります。

この記事では、才能がわからなくなる原因を網羅し、対処法も紹介しました。

最後まで読めば、なぜ自分が才能を見つけられないのか、そしてどうしたらいいのか、がわかるはずです。

ぜひ参考にして、自分だけの才能を見つけてくださいね。

才能とはその人の特性のこと

そもそも才能とは何かを考えてみましょう。

一言でいえば、その人のもつ特徴です。

生まれつき持っているもので、興味や関心の深さとも言えましょう。

才能の例
  • 乱雑なものを見ると整理したくなる
  • テレビからネガティブなニュースを聞くだけで落ち込んでしまう
  • RPGの職業をどうするかを延々考え続ける

次項で才能の見つけ方について解説します。

才能は好きなことの中にある

暴論を承知でいえば、才能なんて好きなことをしてれば見つかります。

というか、本当に好きなことなら才能を認識せずとも成果が出ています。

好き→才能認識までのプロセス
  • 1
    好きなことに没頭

  • 2
    関連する能力が磨かれる

  • 3
    成果がでる(才能開花)

  • 4
    あ、これ才能だったんだ!

そうはいっても、その好きなことがわからないから困っているんだよ

むらっち
むらっち

では、好きなことの見つけ方を次に解説しますね

好きなことの見つけ方は以下のとおりです。

  • 昔好きだったことを思い出す
  • ついついやってしまうことに着目する
  • 身近な人に自分の得意なことって何だろうと聞いてみる

それでも見つからない、好きなことのはずが飽きてしまう、結果につながらない、そんなケースについて解説します。

結論から、次に説明する「壁」にぶち当たっている可能性が高いです。

才能を見つけようとしても見つからない原因7選

才能を見つけられない人が陥りがちな原因が、以下7つです。

  • 好きなことを動詞でなく名詞で探している
  • 才能と能力は一緒だと勘違いしている
  • 好きなことの認識が浅いレベルである
  • 才能は1つだけしかないと思っている
  • 憧れと才能がゴッチャになっている
  • 好きと才能は別と思っている
  • 心に余裕がない

1つずつ解説します。

好きなことを動詞でなく名詞で探している

まずやりがちなのが、好きなことを名詞で探すこと。

好きなことを名詞で探した例
  • 野球が好き
  • 料理が好き
  • ファッションが好き

好きなことは名詞でなく動詞で探すのが鉄則です。

好きなことを動詞で探した例
  • 野球をやるのが好き
  • 野球を観るのがすき
  • 野球の結果を予想するのが好き

野球が好きだから、単純に野球に関する仕事を選ぶのは大抵失敗します。

例えば野球グッズの販売なのか、野球を教えるのか、はたまたプレーするのかで、好みのベクトルは全く違うからです。

野球が好きだから、野球に関われるなら何でもいいや…ではだめなのか

才能と能力は一緒だと勘違いしている

似て非なるものとして「能力」について解説します。

才能と能力を区別しないと無用な誤解を生むからです。

能力の例
  • 上手に文章を書ける
  • プロレベルに野球ができる
  • 美味しい料理が作れる

能力とは、あくまでも才能を磨いた結果得られるものです。

そこを認識していないと、才能でなく能力を先に探してしまうことがあります。

結果、自分には才能がないと落ち込む、そんなことのないよう注意しましょう。

大谷選手の二刀流は、才能でなく能力ってことね

好きなことの認識が浅いレベルである

好きなことだと思ったのに、しばらくすると違和感…あるあるです。

これは、好きなことの深掘りが足りないときに起こります。

例を挙げましょう。

好きなことの深掘りが足りない例
  • 野球ゲームをするのが好き
  • アニメを観るのが好き
  • 仕事を教えるのが好き

一見良さそうなのですが、これだけだと、趣味の範疇止まりです。

実は上記は私の例なのですが、ここからさらに深掘りしてみました。

それが以下です。

  • 野球ゲームで特徴のさまざまな選手を集めてチームを編成するのが好き
  • 必殺技を持った人たちが活躍するアニメや漫画を観るのが好き
  • 低評価の人の得意な部分を引き出して仕事を教えるのが好き

ここまで掘り下げてみると、共通項が見えてきました。

すなわち、仕事では人の「強みを活かす」のが好きということです。

これなら、教育や福祉分野で活かせそうだとわかりました。

むらっち
むらっち

好きなことをさらに深掘りしたからこそ気づけたことでした

以下は、好きなことをさらに深掘りするための具体的な方法です

  • 時、場所、条件など具体化してみる
  • 好きなことを複数出して、共通項を探ってみる
  • 趣味だけでなく仕事においても、楽しいと感じる部分を抜き出してみる

好きなことが仕事に結び付かないときは、深掘りが足りていないかもしれません。

才能は1つだけしかないと思っている

才能は複数あります。

そしてそのかけ算をするのが才能発揮のコツです。

1つの例を紹介します。

野球をするのが好き、でもそれほどうまくない、そんなAさんは以下のプロセスで才能を発揮しました。

Aさんは以下のプロセスで才能を発揮
  • 1
    昔から野球好きでずっと野球を続ける
  • 2
    しかしプロにいく程うまくはならず、一般企業就職
  • 働く中で、人を集めて何かをするのが好きなことに気づく
  • 4
    野球する×人を集める=草野球チーム結成

才能のかけ算のたまものである草野球チームの運営は、軌道にのっているそうです。

むらっち
むらっち

何より楽しいとのこと

このように、才能にはかけ合わせられる可能性があります。

才能単体で結果がでなければ、他の才能とかけ算できないかを考えてみてください。

憧れと才能がゴッチャになっている

才能を探すつもりで、憧れを追ってしまうケースがあります。

例えば以下のようにです。

才能を探すつもりで、憧れを追ってしまう例
  • 1
    芸人さんをみて、私もあんな風に人を笑わせたいなあと思う
  • 2
    人を笑わせるのは楽しそうだから芸人を目指す
  • 3
    笑いの腕を必死に磨く

これは憧れを好きと勘違いしているので、なかなか結果がでません。

憧れは、自分にないものだからこそ起こります。

自分が持っていないものは輝いて見えるからです。

むらっち
むらっち

隣の芝生は青い

以下は自分に才能があるのか、ただの憧れかを他人を通して見分ける方法です。

  • 他人に対し、何でできないのかとイライラしたら才能
  • 他人をみて、自分もあんな風になりたいと感じたら憧れ
  • 頑張った意識がないのに、感謝されたりスゴいといわれたことは才能

この方法を使うと才能を、自分の内(好きなこと)でなく外から探すことができます。

才能を見つける方法も人によって合う合わないがあります。

「好き」からの探索が苦手な人にはこちらの方法を試してみてもいいでしょう。

好きと才能は別と思っている

原則才能は好きなことの中にあります。

むらっち
むらっち

下手の横好きでなく、好きこそものの上手なれが正解

ではなぜ好きなのに、得意でないなどということが起きるのか、その答えは以下のとおりです。

  • 長所を短所づかいしているから
  • 同じものが得意な人たちに囲まれているから
  • 深掘りが足りず、得意な部分が見えていないから

繰り返しますが、才能とはその人の特徴にすぎません。

したがって使い方を誤れば短所にもなります。

以下、長所が短所になった例です

  • 多くの人と関係性を作るのが好きだが一人で行う作業は苦手
  • 細かなミスに気づくのが得意だが忙しいときは作業が遅いと言われる
  • 相手の感情に自然と気づける一方でまるで自分のことのように感じるあまりときに苦しくなる

まとめると、「下手の横好き」になっていると思ったら環境が合っているかを確認しましょう。

そして、複数の才能のかけ合わせや深掘りを試してみてください。

心に余裕がない

才能探しにおいて、実は最も大事ともいえるのが、心に余裕を持つことです。

なぜ最も大事なのかというと、心に余裕がない状態だと何をしても効果がないからです。

心に余裕がないとは以下のような状態をさします。

  • 疲れている
  • ストレスフル
  • 心が悲しみや怒りなどネガティブ

このような状態だと、好きなことが次のような非活動的なものになりがちです。

  • 寝る
  • 目的なくテレビをみる
  • 何というのはなく、ただダラダラする

この場合の対処法は以下のとおりです。

  • 寝たりリラックスしたりして心を休ませる
  • 他人に合わせず、自分がしたいことをする
  • ねばならない、すべき、のような思考から、してもいい、にこしたことはない、などへ思考を緩める

充分休息を取り、他人の目やしがらみから解放されれば好奇心が回復します。

むらっち
むらっち

好奇心こそ才能探しのコンパスです

したがって、まずは好奇心を取り戻すことを優先しましょう。

まとめ

この記事では、才能を見つけようとする人がぶつかりがちな壁を7つ紹介しました。

要点まとめ
  • 才能とはその人の特性のこと
  • 才能は好きなことの中にある
  • 才能を見つけようとする人がぶつかりがちな壁7選
    • 好きなことを動詞でなく名詞で探している
    • 才能と能力は一緒だと勘違いしている
    • 好きなことの認識が浅いレベルである
    • 才能は1つだけしかないと思っている
    • 憧れと才能がゴッチャになっている
    • 好きと才能は別と思っている
    • 心に余裕がない

子供の頃は、純粋に好きなことをしていたはずです。

それは心が縛られることがなかったからです。

したがって、誰でも好きなことは持っています。

年齢を重ねるにしたがって、義務や周囲の目などに自分を合わせるようになると、周りに合わせる癖がつきます。

そのうちだんだんと好きなことがわからなくなるのです。

そして、ひいては自分の才能も見えなくなっていきます。

才能探しは、こうした自分のクセを見直して、もう一度子供のころの好奇心を取り戻すことではかどります。

この記事では、そのためのヒントを網羅的に詰め込みました。

ぜひ参考にして自分の隠れた才能を見いだしてくださいね。

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