
私に才能なんてない……
多くの人が、才能について誤解しています。
実は、誰しも才能は持っているのです。
こんにちは、むらっちといいます。
私も自分に才能なんてないと思っていました。
しかし、一度自分の棚卸を徹底的にやってみた結果、ここで紹介する方法で自分の才能を見つけることができています。
私でも才能を見つけられたので、誰でもその気になれば、自分の才能を見つけることは可能です。
この記事では、才能についての誤った認識と、具体的な才能の見つけ方を解説します。
自分の才能がわからないという誤解を持ったままだと、永遠に才能が見つかることはないでしょう。
後述しますが、確証バイアスが働くためです。
この記事を読めば才能について正しい認識を持てるので、才能の見つけ方を知ることができます。
ぜひ最後まで読んで、自分の才能を活かせるようになりましょう。
誤解していると自分の才能がわからない

才能について誤った理解をしていると、いつまでたっても自分の才能はわかりません。

例えるなら、札幌にいこうとしているのに、札幌は九州にあると勘違いしているようなもの。
- 自分は才能なんてない
 - とにかく行動すればいつか才能が見つかる
 - 過去に頑張ったことの中に才能がある
 
もしこのように認識していたら、才能はなかなか見つからないでしょう。
次の項で、誤解を解いていきます。
誤解①【自分は才能なんてない】
才能なんてない、と思えば才能が見つかることはありません。
確証バイアスが働き、自分がないと思っているものは目に映らなくなるからです。
自分の持っている信念や先入観を肯定するために都合のよい情報ばかりを集め、それ以外の情報を無視または集めようとしないこと。
改めて、才能は全ての人が持っています。
- 才能の原石は、自分の持っている凸凹だから
 - 凸凹は、誰でも生まれつきあるから
 - 才能は、凸凹を磨き上げたものだから
 
では、自分は欠点しかないと感じる場合どうしたらよいでしょうか。
答えは簡単で、欠点を裏返せばいいのです。
例えば次の欠点があるとします。
- 注意力が低い
 - 優柔不断
 - 人見知り
 
欠点を裏返すやり方は、欠点に「だからこそ」をつけることです。
- 注意力が低いからこそ、どんどん行動できる
 - 優柔不断だからこそ、慎重でいられる
 - 人見知りだからこそ、知り合いを大切にできる
 
つまり凸凹は環境によって長所にも短所にも変わります。
したがって、長所として使える場に身をおくことが大切です。
誤解②【とにかく行動すればいつか才能が見つかる】
とにかく行動することは立派ですが、それで才能が見つからないならやり方を変える必要があります。
なぜなら、探している場所が間違っている可能性があるからです。

札幌に行きたいのに、九州をいくら駆け回っても見つかりませんね。
才能は外で探すのでなく、まずはあなたの内面を探ってみましょう。
- 112歳位までで夢中になっていたことを思い起こす
 - 2夢中になった理由を書き出す
 - 3夢中になった理由の中から共通点を抽出する
 
下の表は私の例です。
| 12歳位までで夢中になっていたこと | 夢中になった理由 | 共通点 | 
|---|---|---|
| プラレール | 好きにつなげた線路で、どのように電車が走るのかを確かめるときのワクワク感 | 観察を通じてベストを見つけること | 
| カマキリへのエサやり | カマキリに色々な昆虫をあげた時にどのように捕まえるのかを観るときのワクワク感 | |
| オリジナルのPTを作れるRPG | オリジナルのPTでどこまで強くなれるかを試すときのワクワク感 | 
才能のあることには、必ず「ワクワク」が伴います。
したがって、これって自分の才能かな、と迷ったときは、そこにワクワクがあるかどうかで判断しましょう。
誤解③【過去に頑張ったことの中に才能がある】
頑張れたことは才能かなと思うのは、「あるある」といえます。
しかし、実は逆で、苦手なことの可能性が高いのです。
- 才能とは、気がついたらやってしまうものだから
 - 才能とは、頑張らなくてもやってしまうものだから
 - 頑張ったことは、苦手ゆえに頑張らざるを得なかった可能性があるから
 
逆に以下のものは、才能の可能性があります。
- やりすぎて止められたこと
 - やるなと言われると辛いこと
 - 他の人はやりたがらないのに、自分は苦ではないこと
 
もし思い当たるものがあれば、才能を磨く意味でも意識的に多くやってみることがオススメです。
自分の才能の探し方3ステップ
ここでは、自分の才能の探し方をまとめました。
- 1自分を受け入れる
 - 2感情が動いたことにフォーカスする
 - 3共通点を抽出する
 
ひとつずつ解説します。
探し方①【自分を受け入れる】
まずは自分の短所も長所も丸ごと受け入れることがスタートになります。
自分を受け入れるとは、自分を変えようとせず、そのままの自分で生きていくと決めること。
自分を受け入れていないと、自分を変えようとしてせっかくの才能を見失ってしまいます。
自分をいくら変えようとしても、まず変わりません。
であれば、今の自分の特性をどう活かすかに意識を向けたほうがはるかに効率的です。
探し方②【感情が動いたことにフォーカスする】
才能に関することには次の感情が動きます。
- ワクワク
 - イライラ
 
才能とは、自分にとって楽しいことなのでワクワクが伴うものです。
また、才能があることは当たり前のようにできること。
したがって、他人ができていないとイライラするのです。

「どうしてこんな簡単なことができないの!」

「いや簡単じゃないし💧」
「そう感じるってことは才能があるってことだよ」
また、相手が自分より上と感じたとき、悔しく思うのも才能がある証拠。
どうでもいいことに悔しい感情はわかないからです。
自信があるからこそ、負けた時に悔しく思います。
したがって、感情から才能を探す方法は3つ。
- 小学生位まででワクワクした体験を書き出す
 - 他人をみてイライラしたことを書き出す
 - 他人に負けて悔しかったことを書き出す
 
じっくり自分と向き合ってみましょう。
探し方③【感情が動いた理由から共通点を抽出する】
探し方②で出したものから、理由を出します。
そしてその理由を見比べて共通点を抽出してみましょう。
この共通点こそが才能です。
例えば私の場合は以下のようになりました。
| 感情が動いたこと | 理由 | 理由からわかる自分の特性 | 
| プラレールや昆虫採集・ゲームにワクワクした | どんな結果になるのかが楽しみだったから | 自分で動かしてみた結果を観察することが好き | 
| 人任せにされたことにイライラした | 自分で動こうとしないのは甘えに感じたから | 自分で動いてみることが大切という価値観がある | 
| 私より友人の方がわかりやすく勉強を教えられることが悔しかった | 教えることで負けたくなかったから | 相手が動けるよう助言することに自信がある | 
ここから共通点を抽出すると、次のようになります。
前にすすみたい人が前にすすめるように、相手を観察してベストなアドバイスをすること
ただこれは少し難しいので、最初からできなくても問題ありません。
自分の才能は何かを意識していけば、どこかで情報がつながり、共通点としてみえてくるからです。
まずは日頃から自分の感情が動いた事があればメモに残すなどをして、感情が動いた出来事を集めてみてください。
まとめ
この記事では、自分の才能がわからない人に向けて、才能に関する正しい認識をお伝えしました。
- 才能についてのよくある誤解
- 自分は才能なんてない
 - とにかく行動すればいつか才能が見つかる
 - 過去に頑張ったことの中に才能がある
 
 
- 才能の探し方3ステップ
- 自分を受け入れる
 - 感情が動くことにフォーカスする
 - 共通点を抽出する
 
 
よく短所を直そうとする人がいますが、才能の観点から言えば、もったいないと感じます。
なぜなら、短所と長所は自分らしさの両面なので、短所を直すと長所も消えてしまうからです。
才能とは、自分の凹凸と先述しました。
したがって、自分の短所が気になるときは、どうやったら長所になるか、どこなら活かせるかを考えるのがセオリーと言えるでしょう。
この記事で1人でも多くの人が、才能を探すことができたら嬉しく思います。
※まだ才能がわからない場合は、以下の記事も合わせて読んでみてくださいね。
  
  
  
  
