【自分のいいところを見つける方法】他人への「イラッ」を分析しよう

才能の見つけ方

 当ページのリンクには広告が含まれています。

私なんて、何もいいところがない……

むらっち
むらっち

そうやって自分に諦めかけているそこのあなた、少しだけ待ってください

自分に長所なんてない、と思うのはナンセンス。

生まれつき、強みとなる才能は誰しもが必ず持っているものだからです。

私もかつては、自分は出来損ないだ、などと思い、コンプレックスの塊でした。

でも長所の見つけ方を知り、そして自分の才能に気づけたことで、自分を好きになれたのです。

この記事では、いいところの元となる自分の才能のシンプルな見つけ方をお伝えします。

この記事を読めば、あなたもきっと自分の才能に気づいて自分を好きになれるはずです。

才能の見つけ方も、シンプルですぐに試せるものを紹介していますので、ぜひ取り組んでみてくださいね。

※なお、本記事の内容は、以下の本を元にしています。

【才能の正体】3つの定義

まず才能とは何かを説明します。

才能の正体がわからないと、見つけようにも見つからないからですね。

ここで取り扱う才能の定義は以下の通りです。

  • 動詞で表されるもの
  • 自然とできてしまうもの
  • 気がついたらやっているもの

わかりやすいように、才能になり得るものとなり得ないものを下表にまとめました。

才能になり得るもの才能になり得ないもの
話す、聞く、考える、などの動詞ゲーム、背が高い、エクセルが得意、などの非動詞
計画をたてる時自然とリスクを考える、など計画をたてる時頑張ってリスクを洗い出す、など
気がついたら考え事をしてしまう、など意識してはじめて考え事ができる、など

なお上記の定義はあくまでもこのサイトでのものです。

この定義を基にすると、今後のワークにて才能が見つけやすくなるので、この定義にしていることを断っておきます。

それでは次項から、才能の見つけ方を解説していきますね。

【才能が人にイラッとしたことから見つけられる理由】自分の「当たり前」がわかるから

結論を先にお伝えします。

才能の見つけ方は、自分のイライラに注目することです。

※なお、本記事の内容は、以下の本を元にしています。

※参考文献

八木仁平『世界一わかりやすい才能の見つけ方』

イライラするのはなぜかというと、自分が当たり前にできることだからです。

自分が当たり前にできることなのに 相手ができないため、「なんでこんなこともできないの」とイライラするのです。

下表に例を挙げます。

イライラする対象例イライラする内容(セリフ)例考えられる才能例
自分で「これやります」とか「やっておきます」と言ったことをやれてない人に対してイライラ「やるっていったじゃん」「なんで自分で言ったことくらいできないの」有言実行が自然とできる責任感がある
帳票の枠線の太さをどうしようか、といった細かいことにこだわって、なかなか仕上がらない人にイライラ 「そんな細かいことにこだわってもしょうがないじゃん」「さっさと終わらせて、どんどん仕事を進めてくれないかな」広い視野で物事を見られる本筋を捉えられる
勝負に負けても淡々としている人に対してイライラ「負けて悔しくないのか」「なんでもっと勝とうとしないの」 勝負事にモチベーションを高められるライバルがいる環境で力を発揮できる。

このように、イラッとしたことを深掘りすると自分の才能が見えてきます。

【イラッとしたことから才能を見つける具体的方法】3ステップで探す

では才能の具体的な見つけ方を解説します。 

結論から、方法は以下の3ステップです。

  1. 人にイラッとしたことを思い出す
  2. 何にイラッとしたのかを深掘る
  3. イラッとしたことを裏返す

1つずつ詳しく説明しますね。

※才能の見つけ方について、他の方法については別記事にしていますので、こちらもご覧ください。

【ステップ1】人にイラッとしたことを思い出す

まずは人にイラっとしたことを思い出してください。

すぐに出せれば第一ステップ終了です。

なかなか思い出せない場合は以下をやってみてください。

  • 日々の中で自分を注意深くみていく
  • 今イラっとしたかも、という風に、客観的に自分を見る

なんだそんなこと、と思うかもしれませんが、自分を知るというのは自分を客観的に見ることとイコールです。

つまり普段から、ああ自分はこういうとき、嬉しいのか、こういう場面だと嫌な気持ちになるのか、ということを感じとる、そういう訓練が欠かせません。

したがって、この機会に自分は何にイラッとするのか、1度自分を観察してみてください。

【ステップ2】何にイラッとしたのかを深掘る

2ステップ目はイラっとしたことの分析です。 

ここはただ説明してもわかりづらいので、例を挙げます。

イラッとした対象が、遅刻されたこととしましょう。

ただ遅刻されたことにイラッとしたといっても、イライラするポイントはいろいろです。

この、考えられるイライラポイントを出してみるのがここでのフェーズです。

今回の遅刻でいうと以下3つが考えられます。

  • ルールを守らないことにイライラした
  • 待たされている人の事を考えない無神経さにイライラした
  • 何度も遅刻という失敗を繰り返し改善しようとしない態度にイライラした

どこにイライラしたのかによって、才能が変わってきます。

したがって、イラッとしたポイントをさらに細かく分析してみてください。

ここは多少慣れが要るところなので、もし難しいと感じたら以下の2つをやってみてください。

  • ステップ3にとりあえずいってみる
  • ステップ1まで戻り、イラッとしたことを集めてそこから共通項を見つける

ステップ3にすすんでも問題なく見つけられることがあります。

これは才能によってさほど深掘りしなくても見つけやすい資質、見つけにくい資質、さまざまだからです。

従ってステップ2がよくわからなければ先に行ってみるのが、まずはオススメです。

ステップ3にすすんでもどうもよくわからなければ、今度はステップ1まで戻って材料を複数出してみると、共通項がわかり、見つけやすくなります。

【ステップ3】イラッとしたことを裏返す

3ステップ目です。

ステップ2で出たものを「裏返し」ます。

「裏返す」とは

「逆にいうと私は」、とつけてみる

イラッとしたことを自分は起こらないようにできるととらえる

以下、先ほどまでの遅刻を例にやってみましょう。

  • 1
    ステップ2で、遅刻を改善しないことにイラッとしたことがわかった
  • 2
    何度も遅刻していて、全然遅刻を直そうとしないことに「逆にいうと私は」 をつけてみる
  • 3
    逆にいうと私は、対策がとれる、といえた
  • 4
    私は当たり前のように失敗に対して対策を立てたり、改善案を作ったりできることがわかった

このように、イラッとしたことを裏返すことで、自分の才能を見つけることができます。

まとめ

この記事では、才能の見つけ方をシンプルにお伝えしました。

要点まとめ
  • ここで取り扱う才能の定義は以下の通り
    • 動詞で表されるもの
    • 自然とできてしまうもの
    • 気がついたらやっているもの
  • 才能の見つけ方は、自分のイライラに注目すること
  • 才能の具体的な見つけ方は以下の3ステップ
  • 1
    人にイラッとしたことを思い出す
  • 2
    何にイラッとしたのかを深掘る
  • 3
    イラッとしたことを裏返す

ググっていただければわかりますが、才能の見つけ方は実はたくさんあります。

しかし、才能を見つけようと以前の私は数々の方法を試しましたが、なかなか効果を実感できませんでした。

その中で、ここで紹介した「イラッとしたことから探す」方法は、私には合っていたのか、自分の才能はもちろん、他人の才能を見つけることにも役立ちました。

従って、才能を見つけるための質問法として、私は優れたものだと確信しています。

ただ、それでも一人ではなかなか難しいかもしれませんね。

もしうまくいかなければ、XのDMなどで私に直接お問い合わせくださいね。

タイトルとURLをコピーしました