1つのケアレスミスをきっかけにミスを連発し、「今日はダメだ」なんて落ち込んでいませんか。
実は、脳の仕組み的に人は、ミスをすると更にミスをしやすくなるようにできています。
したがって、ミスの連鎖は自然なことなのです。
しかし対策をしないと毎日のようにミスが続き、仕事へ行くのが辛くなります。
精神疾患のリスクも高まるでしょう。
この記事でお伝えするのは、ミス連発の悪循環にはまってしまった時の脱出法です。

私も以前毎日のようにミスをし続け、自分を信用できなくなるほど追い詰められました。
そんな経験から、ミスを無くす方法を体系だてましたので、ここに紹介します。
この記事を読めば、ミスの連鎖を防ぐ方法がわかります。
あなたのメンタルを守るためにも、ぜひ最後まで読み、光明を見いだせるきっかけとしてください。
そして、少しでも明るく仕事に取り組めている自分を取り戻していきましょう。
ケアレスミスから始まる負のスパイラル
ケアレスミスを起こしたことをきっかけにミスを連鎖させてしまう人は少なくありません。
なぜなら、ケアレスミスを起こすと一時的にミスをしやすい状態に陥るからです。
人によっては慢性的にミスを起こしやすくなっている場合もあります。
これがミスによる負のスパイラルです。
- 1ミスを起こす
- 2落ち込む
- 3脳のパフォーマンスが下がる
- 4更なるミスを起こす
したがって、ミスをしたらいち早くこの負のスパイラルから抜け出す必要があります。
負のスパイラルから抜け出す3方法
ケアレスミスの連鎖を防ぐには、悪循環のどこかにメスを入れる必要があります。
結論から、ミスの悪循環にメスを入れる方法は次のものです。
- 1「ミスを起こす」にメス
ミス再発防止策を施すことで安心でき、落ち込みを防ぐ
- 2「落ち込む」にメス
落ち込みから立ち直る方法を用いて脳のパフォーマンス低下を防ぐ
- 3「脳のパフォーマンスが下がる」にメス
脳のパフォーマンスを回復させる方法をとり更なるミスを招かない
次項では、それぞれの方法を具体的に解説します。
ミス再発防止策を施すことで心の落ち込みを防ぐ
ミス再発防止策を施せば、次からは大丈夫と思えますね。
この安心感を得られれば、メンタルは保てます。
なぜならメンタル低下は無意識の自己卑下が原因だからです。
再発防止策を打てれば自己卑下の必要はありませんので、自然とメンタルは安定したままでいられるわけです。
ではミス再発防止策はどのように打てば良いのか、結論から次のステップを踏みます。
- ミスをメモにとる
- ミスの原因を分析
- ミスの対策を打つ
例えば次のようなことです。
起こしたミス | 原因 | 対策 |
頼まれた封筒を投函するのを忘れて帰ってしまった | 封筒をカバンに入れ、後で投函するつもりで他のことをしていたら忘れてしまった | すぐに投函する すぐに投函できないならスマホに入れてリマインド |
メールの宛先を間違えた | チェックが不十分なまま、大丈夫だろうと思って出してしまった | チェックリストを作り、チェックするようにする 宛先と名前だけは声に出して確認するようにする |
誤字、脱字が残ったまま提出してしまった | 何度チェックしても抜けや漏れがあるのでチェック方法が不適切 | 見直しを内容確認だけ、誤字脱字だけ、と分けて行う 読み上げ機能を使う |
ただ、この方法は時間的な余裕がないと難しいです。
その場合は、ステップ1だけ行い、落ち着いてからじっくり対策を練りましょう。
落ち込みから立ち直る方法を用いて脳のパフォーマンス低下を防ぐ
落ち込むと、それだけで脳のパフォーマンスを落としてしまいます。
脳のリソースが不安や後悔、恐怖などを考えることに使われ、他のことに注意が十分に向かないからです。
したがっていち早く落ち込みから回復することが再発防止のカギです。
落ち込みから立ち直る方法には次のものがあります。
- 紙に書く
- 人に話す
- カウンセリングを受ける
やり方は簡単で、今頭に浮かんでいることをアウトプットします。
頭の中を空っぽにするように、今感じていることや考えていることを出しきってください。
すると、脳のリソースが空くので仕事により集中できるようになります。
なお注意点として、頭の中だけで思考を巡らすのはダメです。
思考が堂々巡りするだけで一向に改善しませんし、他の心配事も思い出してしまえば状態は更に悪化するからです。
必ずアウトプットするようにしましょう。
脳のパフォーマンスを回復させる方法をとり更なるミスを招かない
ミスが再発する原因を一言で表せば、脳のパフォーマンスの低下です。
例えば疲れや睡眠不足の状態は全て、脳のパフォーマンス低下を招いています。
脳のパフォーマンスを回復させる方法はズバリ、休ませること。
- 瞑想をする
- 休憩をとる
- しっかり寝る
なんだそんなことか、とおもうなかれ。
例えば睡眠をとることで改善する例は意外と多くあります。
睡眠時間と脳のパフォーマンスは比例するからです。
睡眠時間 | 脳のパフォーマンス |
6時間 | 80% |
7時間 | 100% |
8時間 | 120% |
休憩をとることや瞑想をするだけでも脳のパフォーマンスは変わりますので、こまめに一息いれるようにしましょう。。
まとめ
この記事では、ミス連発の悪循環にはまってしまった時の脱出法をお伝えしました。
要点をまとめます。
- 1ミスを起こす
- 2落ち込む
- 3脳のパフォーマンスが下がる
- 4更なるミスを起こす
- 1「ミスを起こす」にメス
ミス再発防止策を施すことで安心でき、落ち込みを防ぐ
- 2「落ち込む」にメス
落ち込みから立ち直る方法を用いて脳のパフォーマンス低下を防ぐ
- 3「脳のパフォーマンスが下がる」にメス
脳のパフォーマンスを回復させる方法をとり更なるミスを招かない
今ミスが多くても、対応していけば必ず減らせます。
だからこそ、いくらミスばかりしていたとしても落ち込むことはありません。

私もかつては、ミスをしない日などありませんでしたが、少しずつ減らせています。
だからきっと大丈夫。
ぜひ1歩ずつ、1つずつすすめてくださいね。