他人に期待しないで希望を持たない方がうまくいく?具体的な方法も解説

他人に期待しないで希望を持たない方がうまくいく?具体的な方法も解説 その他

他人の言動にイライラ、ガッカリしてストレスをためていませんか?

対人ストレスの原因は相手に期待しすぎることにあります。

したがって、ヘタに希望を持たない方がストレスがたまらず楽です。

この記事では、他人に期待せず、希望を持たない方法を解説します。

この記事でわかること

他人に期待せず、希望を持たない3つのメリット

他人に期待せず、希望を持たない3つの方法

他人に期待せず、希望を持たない3つの注意点

この記事を読めば、ストレスをためることがなくなり、対人関係が楽になるはず。

ぜひ最後まで読んで、相手に期待しない方法を身につけてくださいね。

他人に期待せず、希望を持たない3つのメリット

他人に期待せず、希望を持たないことのメリットは3つ。

  • 対人ストレスを減らせる
  • 相手との関係が良くなる
  • リスクヘッジができる

1つずつ解説していきます。

対人ストレスを減らせる

期待していなければ、対人ストレスを感じにくくなります。

相手が自分の意に沿わないだろうと思っていれば、実際そのとおりになっても腹がたちませんよね。

たとえば期限を忘れてしまう部下がいるとします。

今回も忘れるかなと思っていれば、実際そのとおりになっても「やっぱりか」くらいですむわけです。

心から感謝できる

普段から、相手に期待しないでいれば、相手への感謝が増えます。

相手に対する自分の期待値を、相手が上回るからです。

ある小学校教師が次のことを話していました。

ある小学校教師
ある小学校教師

「去年は不登校対応で大変だったせいか、今は皆が元気に登校してくれるだけでありがたく感じる」

まさに、教師の生徒に対する期待値が変わったことによる変化ですね。

リスクヘッジになる

相手に期待しないでいると、自然とトラブルへの対策がとれるようになります。

「できないかも」と思っていれば、できなかった場合のことを考えるからです。

たとえばレポートを課す場合、相手が期限を守るだろうと希望をもっていると、そうでなかったら裏切られた気持ちになります。

でも、期限に提出されないだろうと想定し、希望など持っていなければ、早めに期限をきるなどの対策がとれます。

他人に期待せず、希望を持たない3つの方法

他人に期待しないことの有用性はわかったとしても、人は知らず知らずのうちに、期待してしまうもの。

そんなときに有効な、相手に期待せず希望を持たないようにする方法は次の3つです。

  • 他人は変えられないと知る
  • うまくいかないとしたら?と自問する
  • 期待し過ぎたことが一因ととらえる

1つずつ解説します。

他人は変えられないと知る

人は、他人を自分の力で変えられるとつい思ってしまいます。

でもそれはおこがましい話。

自分だって、望んでもいないのに他人からムリヤリ変わることを求められれば、全力で抵抗するはずです。

変えられるのは自分のことだけ、と肝に命じましょう。

うまくいかないとしたら?と自問する

相手に期待していると、悪い意味で楽観的になります。

「きっと大丈夫」

「あの人ならやってくれる」

これは、相手に対して勝手に期待を押しつけていることといえます。

もちろん相手が期待どおりに動いてくれなければがっかりするでしょう。

しかし、相手にしてみれば、勝手に期待されて勝手にがっかりされるわけで、いい迷惑ですよね。

期待値を下げるコツは、「うまくいかないとしたら?」と自問することです。

たとえば次のように、望ましくない結果を想定してみます。

「もしかしたら忘れているかも」

「勘違いしているかも」

こうしてうまくいかない可能性を想定しておけば、事前に対策も打てるようになるために物事がスムーズにすすみます。

期待し過ぎたことが一因ととらえる

イライラ、ガッカリしたときは、「相手に期待しすぎたかな」と自分の想定の甘さを省みましょう。

自分に原因を求めることで「次はこうしよう」と進歩できます。

この自分の期待値に原因を向けることを繰り返していると、自然と期待値を下げられるようになっていきます。

他人に期待せず、希望を持たない3つの注意点

他人に期待せず、希望を持たないことの注意点も頭にいれておきましょう。

具体的には、次の3点に気をつけてください。

  • 相手に期待していないことを表に出さないこと
  • 相手の生き方は尊重すること
  • 相手の潜在能力や将来には期待すること

1つずつ解説します。

相手に期待していないことを表に出さないこと

相手に期待していないことを表に出さないように、注意が必要です。

表に出すとは

表に出すとは、相手に伝えたり、素振りを見せたりすること

期待されていないことを知った相手にしてみれば、当然快く思わないからです。

相手との関係性が悪くなってしまうことは避けましょう。

相手の生き方は尊重すること

相手に期待しないように、というと、全部私がやらなきゃ、やってあげなきゃとおせっかいを焼きがち。

私がやらなきゃ相手は何もできないだろうから、と言うわけでしょうが、人が感じる幸せは人それぞれです。

こちらからしたら、相手を助けなきゃと思う状況にみえたとしても、別に相手は困っていない可能性があります。

だとしたらこちらの手伝いは、余計なお世話ですよね。

相手の潜在能力や将来には期待すること

今はダメかも知れないけど、きっと良くなるだろうと考えましょう。

人は期待されると期待に答えようとする、ピグマリオン効果が働くからです。

ピグマリオン効果とは

他者から期待されることで勉強や仕事のパフォーマンスがあがるという、心理効果のこと

相手の将来に期待することで、本人の成長は加速していくでしょう。

注意点として、いつ相手が良くなるかは、長い目でみること。

10年後かも知れませんし、20年後かも知れません。

ひょっとしたら生まれ変わった後かも。

いずれにしても、将来の期待まで下げてはいけません。

あくまでも現在の相手に期待しないだけ。

きっと良くなるととらえましょう。

【結論】他人に期待しないとうまくいく

結論から、対人関係のストレスを生まない方法は、相手への期待値を、下げられるだけ下げることにあります。

対人関係で悩む人は、決まって他人への期待値が高い人です。

というのも、イライラ、ガッカリ、不平不満、これらは全て、元々抱いていた期待値を下回ったときに生まれるからですね。

したがって、あらかじめ期待値を下げておくと、こうしたネガティブな気持ちにならずにすむというわけです。

まとめ

この記事では、他人に期待せず、希望を持たない方法を述べました。

まとめると以下のとおりです。

  • 期待しないことのメリット
    • 対人ストレスを減らせる
    • 相手との関係が良くなる
    • リスクヘッジができる
  • 他人への期待値を下げる方法
    • 他人は変えられないと知る
    • うまくいかないとしたら?と自問する
    • 期待し過ぎたことが一因ととらえる
  • 期待値を下げる場合の注意点
    • 期待値を下げることを表に出さないこと
    • あくまでも、期待値を下げるのは現時点の相手にすること
    • 相手の潜在能力や将来に対しては期待値を下げないこと
  • 対人関係のストレスを生まない方法は、相手への期待値を、下げられるだけ下げること

私は以前は部下にイライラする毎日でしたが、相手への期待値を下げるようにしてから、楽になりました。

もしあなたも、対人ストレスで困っているなら試してみてください。

最初はなかなかうまくいかないかもしれませんが、続けることでだんだん自分のものになっていきますよ。

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