
「色々な仕事を経験しているのに、自分に合った仕事に巡り合わない」
「自分の才能って、実は1つもないのかも……」
こんな風に、自分は何に向いているのかがわからなくなってしまうことはないでしょうか。
この記事では才能の見つけ方を解説します。
自分の才能を知りたいという方に向けた記事内容となっていますので、興味のあるかたはぜひ目を通してみてください。
こんにちは、むらっちです。
私は自分の才能など、何も考えずに社会人になりました。
結果、仕事が続かずに会社を転々とし、ようやく自分に合った仕事って何だろうと考えるようになったのです。
その後、関連書籍をむさぼるように読み、我流で自分の才能を発見する方法を見つけました。
仕事をする上で自分の才能がわからないと、自分に合わない仕事をする可能性が高くなります。
しかし、この記事を読めば自分の才能の探し方がわかるので、仕事で充実感を得られるようになるはずです。
特にここで紹介している方法は、数多くの「才能の見つけ方」がある中で私が厳選したものばかりとなっています。
現在自分の才能がわからないならば、最後まで読めばきっとヒントを得られることでしょう。
自分の才能がわからないのはナゼ?【理由は2つ】

才能って、一部の人だけが持つものでしょ?

そんなことはありません。
才能は、必ず全ての人にあります。
長年生きていても、自分の才能がわからないのはナゼでしょうか。
理由は2つです。
- 才能とは、当たり前にできていることの中にあるから
- 才能とは、欠点でもあるから
1つずつ解説します。
自分の才能がわからない理由①【才能とは、当たり前にできていることの中にあるから】
才能とは自分が普段当たり前のようにやれていることです。
やって当たり前になっていることって、普段から意識しませんよね。
当たり前すぎて皆も一緒だと思ってしまうので、才能だと感じにくいという側面があります。

「あそこのアパレルショップ一人で行けない……」

「何で?」

「だって、店員が『何をお探しでしょうか?』って近づいてくるから……」

「え、別に『自分で探すので大丈夫です』とか言えばよくない?」
Bさんにとって、店員の営業を断ることは当たり前にできること。
でもAさんにとっては、決して当たり前のことではないのです。
Aさんに限らず、営業を断るのが苦手な人は多いでしょう。
したがってここにはBさんの才能が隠れている可能性があります。
一見そんなことでと思うような当たり前にやっていることにこそ、才能が隠されているのです。
自分の才能がわからない理由②【才能とは、欠点でもあるから】
実は才能は、欠点として表れている場合があります。
このことを知らないと、なかなか才能だとは気づきにくいでしょう。
私の知り合いで、次のようなことにコンプレックスを抱えている人がいました。
- 人にながされやすい
- でしゃばり
- 理屈っぽい
当人は何とかして直したいと思っていましたが、裏返せば次のような才能の可能性がありそうです。
- 人にながされやすい→協調性がある
- でしゃばり→積極性がある
- 理屈っぽい→分析力がある
よく「私は短所ばかりで才能と呼べるものなんて1つもないんです」という方がいます。
でもそんな短所も裏返せば、才能になることだってあるのです。
結局人の持つ「デコボコ」は、たとえるなら包丁のようなもの。
正しい使い方をすれば「食材を切れる」才能になりますが、間違えると「危ない」という欠点になってしまうのです。
自分の才能の見つけ方3選
結論から、才能の見つけ方は次の3つです。
- 「もうイライラする」から探す
- 「また怒られた」から探す
- 「ついやっちゃう」から探す
他にもさまざまな方法が巷には紹介されていますが、この3方法が最も汎用性がある見つけやすい方法だといえます。
理由は次のとおりです。
- 多くの人がやったことのある事例から探すから
- 身近なことから探すから
- 体験や経験を元に探すから
次項では、具体的なやり方について詳しく解説します。
才能の見つけ方①【「もうイライラする」から探す】
前項で、「才能とは、当たり前にできていることの中にある」と述べました。
自分が当たり前にできていることだと、他の人も同様にできるものと勘違いするのです。
したがって、他人ができていないと「何でできないの?」とイライラしてしまいます。
でもそれは、才能があることの裏返しなのです。
では「もうイライラする」から自分の才能を探すための、具体的なやり方を解説します。
- 1イライラする人をみつけたら、何にイライラしているのかに焦点をあてる
- 2そのイライラを裏返してみる
- 1仕事を中途半端で投げ出す責任感の無さにイラッ
- 2逆に考えれば、私の才能は「責任感」があること
イライラするようなことがあれば一度立ち止まり、なぜ自分はイラッとするのかを考えてみましょう。
きっとそのイライラは、自分の才能に関係しているはずです。
※この、「イライラ」から才能を探す方法については、別記事でも詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。
才能の見つけ方②【「また怒られた」から探す】
前項で、「才能とは、欠点でもある」と述べました。
つまり、自分の欠点がわかっているなら、それが才能の片りんの可能性があるのです。
自分の長所はなかなかわからなくても、短所ならスラスラ出てくる人なら、短所から才能を探す方法が適しています。
短所を探すには、過去に先生や親から怒られたことを思い出すと良いでしょう。
先生や親が怒ったことというのは、集団の中であなたが特定のことに際立っていたことの証明だからです。
では「また怒られた」から自分の才能を探すための、具体的なやり方を解説します。
- 1今までに親や先生から怒られたことを思い出し、その理由を考察する
- 2その怒られたことを裏返してみる
- 1授業中に課題が終わらなかったことでよく怒られた
- 2逆に考えれば、私の才能は「最後まで続ける力」があること
昔よく怒られたことを思い出してみましょう。
怒られた過去を探ると、そこには才能が見えてくるのです。
才能の見つけ方③【「ついやっちゃう」から探す】
才能があることというのは、時間があれば「ついやっちゃう」ことの中にあります。
なぜそこに才能があるのかというと、苦もなく続けられることだからですね。
したがって、才能というのは、歯を食いしばって続けるようなことではなく、努力を努力とも思えないようなことにあるわけです。
では「ついやっちゃう」から自分の才能を探すための、具体的なやり方を解説します。
- 1普段から、暇があればついやってしまっていることをリストアップする
- 2なぜやってしまうのかを深掘りする
- 1好きなゲームのことで空想を膨らませる
- 2つまり、私の才能は「想像力」があるということ
ついやってしまうことがあれば、そこには自分の才能が隠れている可能性があるといえるでしょう。
したがって、じっくりと自分の行動を深掘りしてみると意外な面に気づけることもあるはずです。
まとめ
この記事では自分の才能の探し方を解説しました。
- 長年生きていても、自分の才能がわからない理由は2つ
- 才能とは、当たり前にできていることの中にあるから
- 才能とは、欠点でもあるから
- 才能の見つけ方は次の3つ
- 「もうイライラする」から探す
- 「また怒られた」から探す
- 「ついやっちゃう」から探す
才能を見つける努力をしていると、こんな些細なことは才能と呼べないのではと、不安になる人もいます。
しかしそんなことはありません。
実は才能を活かしている人というのは、ともすれば些細にみえる才能を複数かけ合わせることで、大事を成しているのです。
この記事を参考にすれば才能は複数見つかるようになります。
そうしたら次は、複数の才能を束にしていきましょう。
きっと、あなたも才能を活かせるようになるはずです。
※やりたいことを見つける方法はこちら。